糠目石に彫刻された可愛らしいカエルがいる石水鉢

この作品は天台宗千福寺のご住職様から、文化的な価値のある作品を要求されて羽黒石材工業の作家である若林が丹精込めて作ったものです。
純国産!! 石材彫刻による水鉢
水鉢の淵にちょこんとカエルがのっています。横にも一匹へばりついています。この石はその昔ブラジルの糠目石で質が大変良くて綺麗な糠目なので大量に在庫として入荷したものです。
一般的に、花崗岩でも目の細かい糠目の石は加工がしやすく彫刻に向いています。
(写真はクリックすると拡大します。)
若林の作品は、千福寺さまには、何作品も収めていて絶大な評価をいただいています。
このカエルも指先の丸い部分まで精密に再現されていてリアリティのある作品になっています。
カエルが今にも水の中に飛び込みそうです。鬼気迫る出来栄えだと思います。
元々のネタがあったわけではなく、若林のオリジナルです。
常にカメラとノートを持ち歩き、勉強を怠らず、研究熱心な石工です。
風化して味わいが増したその後の水鉢の様子はこちらです。
石で作られた作品は、経年が増すごとに味わいを増し、価値を高めていきます。
可愛らしいカエルがいる石水鉢②~カエルVSドラゴン
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