東京大学医学部・医学部付属病院 創立150周年記念事業の稲田石のモニュメント

羽黒石材工業では確かな技術力を頼りにデザイナー事務所から仕事の依頼があります。白さの映える稲田石は記念碑やモニュメント、建築物など様々な分野で使用されます。
稲田石のモニュメント
「明日の医学と医療を拓く」
著作:東京大学医学部附属病院
デザイン:平野智子
制作・プロデュース・写真提供:株式会社タウンアート
手を取り合って、一つの球を支える二人は、全体としてMedicineの「M」を象っているそうです。向かい合う二人は、「医師と患者」「臨床と研究」「教 育と研究」など、医療に関わる全ての協調関係を表現し、まなざしの先に映る「命」は医学の腕に抱かれ医療の懐に癒され、明日の医学と医療を拓くという意味があります。
㈱タウンアート様から加工と施工を依頼されました。
これが、模型です。真ん中の玉が命を現しているんですね。
けっこうな大きさです。重量もあるのでバランスをとって真ん中の「命」を上手く載せるように作るのは骨が折れます。
模型の通りに正確にモニュメントを加工するのはかなり大変です。何度か設置、微調整をして仕上げました。
稲田石は、綺麗な石目からこのようなモニュメントに昔からよく使用されてきました。
精巧な彫刻から、このようなモニュメントまで幅広く対応し作成できます。
TAGS: 稲田石 | 2013年7月16日
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