墓所の基礎工事①~最も大切なのは地盤

お墓の基礎工事 土木工事

標準貫入試験

お墓の「永続性」

お墓を作る際に、最も重要視されることの一つに、「永続性」というものが挙げられます。
先祖代々からのご先祖様は勿論ですが、自分から始まる世代もずっとお世話になっていくものなのですからお墓の「永続性」が保障されないと建てる意味すら怪しくなります。

最も、長持ちをするお墓づくりに必要なものは「強固な地盤」です。地盤が悪ければ上物がいくら頑丈でも意味がありません。
墓石だけでなく、基礎を含めると数トンにもなる荷重を受け止められる「強固な地盤」がないとまず話になりません。

 

地盤を確認する方法

➀周囲の墓所の傾きを確認する。

墓地の周辺のお墓を水平器で測って傾きがあるのかどうかを見ます。
地盤が弱い場合、墓所一面に基礎を打つ「べた打ち基礎」の場合、仏石があるより荷重の掛かる後方に傾斜しがちです。

もし、これから墓所を購入される場合はこのような場所は避け、購入してしまっているのなら、杭を打つなり何らかの地盤改良が必要になってきます。
大抵の場合、樹脂パイル等を打ち込み対応します。

 

➁スゥエーデン式サウンディング試験を行う。

より確実なより強度のある地盤改良を求める方にはスウェーデン式サウンディング試験をお勧めしています。住宅では地盤保障が義務化されていて、このスウェーデン式サウンディング試験は必ず行っています。
費用も3万円代からと、安心を得る為の対価としてはそこまで高額でもありません。

スウェーデン式サウンディング試験とは単純に言うと、針を地面にどんどん突き刺していき、その抵抗値を調べ、支持層を探します。支持層とは墓石と基礎の総重量を支えることができる地層のことを言います。
一般の住宅の地盤保障に用いられている信頼できる方法なので、ここまでやればまず問題はないはずです。支持層まで杭を打ち込めば完璧に強固な地盤が出来ます。

弊社では、防空壕だらけの丘陵地にある墓所でこの試験を行い、場所打ち杭で6mほど打ち込み強固な地盤改良を行ったことがあります。
ここまでくると、ほぼ一般住宅と同じです。数字の裏付けのある完璧な証明書を提出することができます。

 

➂標準貫入試験を行う。

更に、確実な試験方法として標準貫入試験というものがあります。
スウェーデン式サウンディング試験だと10m程度までしか測定できず、深くなれば深くなるほど信憑性が無くなります。標準貫入試験なら深い場所でも確実に測定できます。
スウェーデン式サウンディング試験では針を地面に差していきましたが、こちらは筒を入れて抵抗値を確認します。更に、筒の中に入った地層ごと取り出し目視で確認します。

標準貫入試験の実例のページ

 

スウェーデン式サウンディングや標準貫入試験は実際に墓所工事で行うことはほとんどありませんが、状況によっては必要になる場合もあります。

 

全ての土台は地盤

これから墓所を購入する方は、必ず周囲のお墓の沈み具合を確認してください。
その場合、絶対に目視でなく、水平器を使用して確認してください。
数ミリでも傾きのあるお墓は年月が経つにつれ沈み込みが激しくなる恐れがあります。

もう、墓所を購入されてしまった方は、信頼できる地盤にも詳しい石材業者を探してください。
いくら良い墓石を購入しても土台がダメでは全てが台無しです。

 

 

追記~羽黒石材工業のアピール

羽黒石材工業は建設業の茨城県知事許可を受けている会社です。
特-14 第2782号 土木工事業
般-14 第2782号 とび・土木工・石工・舗装工事業
般-15 第2782号 建築・水道施設工事業

地盤は全ての土木工事においての基礎であり、最も重要な部分です。
知識と経験の蓄積はかなりのものがあると自負しております。
また、地質調査会社や杭打ち屋さん等とも繋がりが強く、低価格で融通が利きます。

 

墓所の基礎工事に関する記述

墓所の基礎工事➀~最も大切なのは地盤
墓所の基礎工事➁~地味だけど大切な基礎砕石(割栗)
墓所の基礎工事③~鉄筋の功罪とジレンマ
墓所の基礎工事④~コンクリートは愛情をかけて育てるもの

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