大日如来を表す格式高い石塔、茨城県産稲田石の小叩き仕上げ五輪塔

手作りのお墓

茨城県産稲田石の国内加工の五輪塔

稲田石の小叩き仕上げ五輪塔

稲田石を使用した、小叩き仕上げの五輪塔です。
小叩き仕上げとは、
石材の表面仕上げの一種で、ビシャン叩きした上を、
さらに先の尖ったのみで細かな平行線の刻み目を付ける仕上です。

ビシャンは石工事用の工具で、これを用いて石材を叩き、
平滑に仕上げるのが「ビシャン叩き」と呼びます。

現在では、ある程度は機械でビシャン叩きをし、
細部はビシャンによる手加工をします。

(石塔に彫ってある字は加工処理して消してあります。)
茨城県産稲田石の国内加工の五輪塔

 

 

 

 

 

 

タタキ仕上げをした五輪塔等の石塔や墓石は、
年月が経過しても、風化が目立ちません、
それどころか、返って味となり、
更に風格を増します。

茨城県産稲田石の小叩き仕上げ五輪塔

 

 

 

 

 

 

 

 

 

汚れを気になさる方もいらっしゃいますが、
実際は、それ程気にならないというのが感想です。
ただし、日当たりの良いお墓でないと青くコケは生えてきます。

茨城県産稲田石の小叩き仕上げ五輪塔

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五輪塔は 、仏教で説く万物の構成要素である、地・水・火・風・空 の五大をかたどったもので、真言密教の中から生まれたものとされ、それは人間も死ねば森羅万象(宇宙に存在するすべてのもの)、大日如来と同じ、地・水・火・風・空 の五大に帰一されるべきものという考え方によるものと言われています。

茨城県産稲田石の小叩き仕上げ五輪塔

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五輪塔は、平安時代末期に亡くなった真言宗中興の祖と呼ばれた
「覚鑁(かくばん)上人」が考案されたものです。

真言密教の「即身成仏思想」と浄土教の「極楽往生思想」の同一性
を唱えた方で、五輪塔は即身成仏を完成した姿であり、
同時に浄土へ往生できるという大変有難い石塔です。

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格式の高い石塔である五輪塔ですが、
その形は、意匠的にも素晴らしいものがあります。

平安時代に考案されたものですが、
現在まで作られ続けているのは、
宗教的な意味合い以外にも
人を引き付ける魅力があるからだと感じます。

茨城県産稲田石の小叩き仕上げ五輪塔

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