国産墓石の潜在需要を掘り起す~月刊仏事にて羽黒石材工業㈱の紹介記事②

お墓についてのコラム

東大医学部の稲田石のモニュメント

石材卸売業の差別化戦略として、
供養業界のためのビジネス情報誌である、
2010年7月号の月刊仏事に載った
記事のその②です。

 

②小売りとしての販売法

小売りに関しては、エンドユーザーに向けての
告知は大々的には行ってはおらず、
そのほとんどが口コミや紹介のお客様になるのだという。

「私どもにご相談に来られる方々というのは、
国産材で建墓したいという要望をお持ちの方
がもちろん多い。

実際に私どもが建墓を手掛けさせていただいた方々が、
その仕事振りに満足していただけた結果が、
徐々にではあるが根付いてきているのだと思う。」

建墓に関する主な商圏は茨城県内と設定しているが、
これは「卸業の商圏が首都圏全域に及ぶため、
他の石材店と競合しないようにするため。」
ということと、

「経費などのコスト面を考慮した場合、
他県での展開に勝算がない。」
と判断したためだという。

「茨城から他県に赴いても時間が掛かるため、
経費や人件費がかさみ利鞘が薄くなってしまうのだ。

また、何かあった時のためのアフターフォロー
のことまで考えると、地元で地元産の石の理解度
の深い潜在需要層を掘り起していく方が得策
であると考えた。」

現在の建墓数は、
「月平均2~3件で、年間で30~40件ほどの数
をこなしている。」ことになる。

「売り上げとしては、墓石のみの納入の場合は、
100万円を切るぐらいの価格帯がメインになってくる。

ただし施工工事まで含めると、尺角ぐらいでも
100万円は超え、外柵まで入れると200万円は
下らなくなってくる。

また、ケースによっては、300万円、400万円
の案件になる場合もある。」

現在は小売り専門の営業マンを1名おいてお客様対応
を行うようにしており、総売上高の約2割を占める
ようになってきている。
※2012年以降は、専門の営業マンを置いていません。

「小売りに関しては、これからも伸ばしていきたい
と思っている分野であるので、私どもが持っている
他社にはない強みを大きく打ち出し、お客様にその
情報が伝わるよう心掛けていきたいと思っている。」

 

「②小売りとしての販売法」の感想

国産材でお墓を建てたいという希望をお持ちの方は
根強くいらっしゃいます。

弊社では、エンドユーザーと直接向き合える
小売りを通して情報を発信することにより、
国産材の需要を喚起し、潜在需要を呼び起こすことが
重要であると考えます。

それが、しいては稲田石のブランド力を高める
ことに繋がり、卸業としての羽黒石材工業の力を高める
ことにも繋がります。

弊社の小売りの商圏はたかがしれています。
やはり、石材卸業としての本来の姿を取り戻したいという気持ちが強いです。

多くの石材小売業社様に稲田石をブランド石として
扱っていただくことが重要であると考えます。

 

月刊仏事にて羽黒石材工業㈱の紹介記事③に続きます。

 
月刊仏事の紹介記事一覧
石材卸業が小売りに進出するわけ~月刊仏事にて羽黒石材工業㈱の紹介記事①
国産墓石の潜在需要を掘り起す~月刊仏事にて羽黒石材工業㈱の紹介記事②
国産材と外国産材との石質の比較実験~月刊仏事にて羽黒石材工業㈱の紹介記事③-Ⅰ
文化的な石工の作品~月刊仏事にて羽黒石材工業㈱の紹介記事③-Ⅱ
日本の石工の伝統技術を守り伝える~月刊仏事にて羽黒石材工業㈱の紹介記事④

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