日本の石工の伝統技術を守り伝える~月刊仏事にて羽黒石材工業㈱の紹介記事④

石材卸売業の差別化戦略として、
供養業界のためのビジネス情報誌である、
2010年7月号の月刊仏事に載った
記事のその④です。
今後の方針
時代の流れに沿い小売業の展開にも力
を入れていくという同社は、国産石の
需要と日本の伝統技術をしっかりと守り
つつ、地元を拠点にこれからも地道に
事業を推移させていくつもりであるという。
「山をやめるとか、事業を転換することで、
競争相手が少なくなったと思うのは大きな
間違いである。
切磋琢磨して競い合ってこそ、事業は発展
していくものなのだ。」
これからも私たちは、稲田石の、ひいては国産
材のブランド力が落ちることのないよう、精一杯
事業を維持、発展させていくつもりである。」
「④今後の方針」の感想
この記事が載った、2010年とは経済状況も
だいぶ変わり、「世界の工場」と呼ばれていた
中国も様子が違ってきました。
なので、以前よりは石材卸売業の会社を
取り巻く環境はましになってきました。
しかし、以前として中国は安価な労働力を
背景に、低価格な石材製品を提供しています。
それに、小売業者自体が中国の安価な商品を
売ることに慣れてしまいました。
少しでも、国産石の品質の良さを広め、
日本の伝統的な素晴らしい技術を伝え、
石の持つ魅力を伝えていきたいと考えています。
日本各地の石材産地が少しでも活況を
取り戻し、日本の石工が戻ることを
期待しています。
月刊仏事の紹介記事一覧
石材卸業が小売りに進出するわけ~月刊仏事にて羽黒石材工業㈱の紹介記事①
国産墓石の潜在需要を掘り起す~月刊仏事にて羽黒石材工業㈱の紹介記事②
国産材と外国産材との石質の比較実験~月刊仏事にて羽黒石材工業㈱の紹介記事③-Ⅰ
文化的な石工の作品~月刊仏事にて羽黒石材工業㈱の紹介記事③-Ⅱ
日本の石工の伝統技術を守り伝える~月刊仏事にて羽黒石材工業㈱の紹介記事④
2013年9月19日
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