真壁小目石の小叩きの宝塔のある永代供養墓①~宝塔の加工の様子

青みを帯びた真壁小目石の小叩き仕上げ
永代供養墓に使用する
真壁小目石の宝塔を作っています。
真壁小目石は小叩き仕上げにすると
また違った表情を持ち、
青みがかった石肌が特徴です。
きちんと角をたてて叩くのはかなりの技術を要する仕事で
そうそう出来る職人はいません。
真壁小目石は、吸水率が低く
かなり経年劣化に強い石です。
優秀な石なのですが、欠点もあり、
黒玉や白玉の模様が出やすいのです。
この宝塔の笠にも大きな黒玉が出て
一時は使い物にならないかと思いましたが、
笠のカーブを少々大きくしたら、
何とか避けることができました。
このような石塔は目合わせを
しなければならないので、
加工をしている過程で、
目だった黒玉が出てくると
かなり困ります。
折角、途中まで加工しても
新たに原石を買いなおして
全て最初からやり直すこともあります。
青みかかった石肌がなんともいえません。
真壁小目石は茨城の誇る銘石です。
真壁小目石の小叩きの宝塔のある永代供養墓①~宝塔の加工の様子
真壁小目石の小叩きの宝塔のある永代供養墓②~基礎工事
真壁小目石の小叩きの宝塔のある永代供養墓③~宝塔据付完了
真壁小目石の小叩きの宝塔のある永代供養墓④~黒那智石と稲田石の対比
真壁小目石の小叩きの宝塔のある永代供養墓⑤~本クンナムの墓誌
真壁小目石の小叩きの宝塔のある永代供養墓⑥~洗出し通路の途中経過
真壁小目石の小叩きの宝塔のある永代供養墓⑦~完成
コメントを残す