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お墓のカロート(納骨堂)の湿気(水)の問題点と改善方法を真面目に考える


温暖湿潤な日本の気候。

梅雨の時期になるとむしむししてきます。

 

お墓のカロート(納骨堂)の湿気(水)問題がネットを見るとよく話題になっているようです。

私にも直接、お問い合わせがきたことがあります。

 

やっぱりご先祖様や大切なご家族の入るカロート(納骨堂)は、清潔に保ちたいですよね。

骨壷内部が水で満たされていたり、ゲジゲジやムカデが表れたのでは、げんなりしてしまいます。

 

ということで真剣に、お墓のカロート(納骨堂)の湿気(水)対策について考えてみました。

 

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住宅の湿気対策から学ぶ!

お墓の湿気対策を考える前に、住宅の湿気対策を学んでみたいと思います。

湿潤温暖な気候である日本の家屋は、世界で比較しても、工夫した湿気対策をしています。

 

一つは、床下に空間があることです。

床下に風通しのよいスペースを設けることで、篭りがちな湿気を循環させることができます。

 

2つ目は、床下の地面から上がってくる湿気を防止することです。

昔の住宅の基礎は、布基礎が多くて、床下の多くの部分は土のままでした。

土は、案外湿気の蒸発散が早いので湿気が篭りにくくなります。

 

近年は、一面をコンクリートで覆うベタ基礎が主流です。

強度が高くて、耐震性のある基礎ができあがります。

一方で、コンクリートは吸水率が高く、いつまでも水分を留める特性があります。

 

そのためコンクリート基礎と、地盤反力を得るために締め固めた基礎砕石との間に、防水シートが敷かれます。

これは、地下から昇ってくる湿気を防止するためですね。下のリンク先を見ると良くわかります。

 

基礎工事 砕石敷き込み~転圧~捨コン 
福建住宅株式会社HPより

 

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お墓においての湿気問題

地域差はありますが、お墓にお骨を収める際に、内部に散骨するか、骨壷に入れて収めると思います。

骨壷をお墓に入れたとしても、いずれカロート(納骨堂)内部は、満杯になってしまうので、散骨して土に戻すことになります。

 

お墓のカロート(納骨堂)内部には、その為に前もって土に戻すための穴を空けておきます。

お墓の基礎も、住宅と同様に一面をベタ基礎で打つのが主流になってきました。

 

そのベタ基礎に、あらかじめ大きめの穴を空けておくことになります。

単純に説明すると、カロート(納骨堂)内部に湿気があがりやすいんですね。

いずれお骨を土に返す必要があるので、住宅のように防水シートで防ぐことはできないのです。

 

解決方法として、換気口を付けることもできます。

カロート(納骨堂)に穴を空けてステンレス製の換気口をつけます。

 

住宅の床下の風通しを良くするのと同じで、湿気が篭らなくなります。

そこまでやらなくても、丘カロートタイプのお墓なら、納骨堂が地上に出ているので、そんなに問題にならないという石材店もいます。

地下カロートと比較すると、ずっと湿気が篭るリスクは減りますよね。

 

 

お墓のカロート(納骨堂)には上からも湿気が進入する可能性が?

地面から上がってくる湿気の話ばかりしていましたが、お墓のカロート(納骨堂)の湿気問題には、上から進入する問題もあります。

 

上から進入するのは2パターンですね。

  • 拝石(香炉などが置いてあるカロートの蓋)と芝台(お石塔の一番下の台)との間から雨水が浸入する。
  • 2つ合わせ、4つ合わせなどの芝台で、隙間から雨水が浸入する。

 

これらに対応するには、丘カロートタイプにして前から出し入れするタイプにするなどの方法があります。

富山県のお墓の営業マン宮崎さんが、絶賛おススメ中なのもあって、最近人気があります。

 

確かに、お墓参りしやすくて、カロートも清潔に保てるし、見た目も良いいです。

デメリットは、価格が高くなりやすい、墓地によっては不可などの問題があることでしょうか?

 

でも、正面からの観音開きにすれば、将来的に納骨する際に自分でできるなどのメリットもありますし、石材店を呼んでの納骨作業が一般的に3万円ほどすることを考えると、お得な部分もあります。

 

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まとめ

お墓のカロート(納骨堂)の湿気(水)の問題点と改善方法を真面目に考えてみましたが、いかがでしたでしょうか?

ざっくばらんに言うと、丘カロートタイプは、納骨堂の湿気を考えると最適になります。

 

しかし、扱えない墓地もありますし、扱えたとしても、周囲とデザインが違ってしまい浮いてしまうケースもあります。

また、お墓を購入する上で検討材料になるのは、湿気対策だけではありませんので、その他の諸条件、予算なども鑑みて決めることになります。

 

結局は、ケースバイケースで判断するしかないという話ですね。

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