何気に『稲田石』で検索していたら、北海道の朝日石材工業様で、弊社の稲田石採掘場を見学された様子が掲載されていました。
小中学生から、一般のお客様、そして墓石小売店までと、幅広く稲田石採掘場の見学会を開いていますが、朝日石材工業さんのように、ブログに書いていただけるととても嬉しいです。
茨城県稲田石は、かなり北海道のお墓に利用されている

私は、お墓ブロガーとして、様々な記事を書いていますが、やはりブログで取り上げていただくと嬉しく思います。
やっぱり書いているからには話題になりたいですよね(笑)
朝日石材工業様のブログにコメントを残したかったのですが、コメント欄がないので、ここで変わって挨拶させていただきます。
弊社の採掘場を記事にしていただきましてありがとうございます。
北海道は、比較的新しく開発された墓所が多いので、昭和末期の頃は、弊社でもかなりの量の墓石を加工してドンドン送っていたそうです。
北海道と茨城県、だいぶ遠いように感じますが、石材加工業の三大産地の一角が茨城県なのです、だから東北地方や北海道には、数多くの製品を届けていました。
福島も石材産地として有名ですが、当時は、どちらかというと石の産出元という性格が強くて、どんどん茨城県に原石を輸送していたそうです。
茨城は、一大加工工場として機能して、全国から集まった銘石を加工して、全国にお墓や石材製品として発送していました。
現在の茨城県桜川市や笠間市には、福島から来た原石満載のトレーラーが各石材店を回って、売りさばいていたそうです。
弊社は、稲田石の採掘元ですが、稲田石のお墓も相当数、北海道に発送したそうです。
今では、ほとんど北海道の石材店とも付き合いが無くなってしまいましたが(泣)最盛期の話を聴くと、すごい売上げだったようですね。
勉強熱心が石材店が、稲田石採掘場に来てくださいます
写真の中のバックホウを拡大すると『武田石材』と書いてありますが、会社仕舞いした会社から購入したものです。
緑色の『羽黒メット』を被った金澤さんと、郡司さんがジェットバーナーで石を切っています。
昨今の中国産墓石の値上がりもあり、国産墓石が見直されてきています。
朝日石材工業様のように、勉強熱心な石材店様が数多く、石山や石材加工の様子を見学に来てくださいます。
お客様のもとに届くころには
綺麗に磨かれ製品化された墓石も
こういった職人集団が支えています食品でもなんでもそうですが
自分たちが手にしているものには
こういう努力と技術の上に
成り立っています簡単に売ってはいけないな
と再認識する良い機会と
貴重な体験に感謝しました朝日石材工業ブログより
この文章が最高にクールです。
ありがとうございます。
朝日石材工業様もご指摘されていますが、稲田石は『サビ』が多いんです。
この『サビ』を選り分けて、一級品を探すのがとても難しいのです。
昔は・・・その辺が大らかというか、ルーズだったので見極めが甘かったようです。
今では、速攻でクレームの対象になるので「サビ」に関しては神経質になっています。
それでも、出る場合は出るのですが、昔みたいにボツボツと明らかにサビが出るケースは稀です。シュウ酸で対応できるケースがほとんどです。
ただ、稲田石の名誉の為に弁明させていただくと、中国産の白御影石と比較すると、稲田石は鉄分は極端に少ないのです。
どのくらい違うかと言うと、磁石が付くか付かないかのハッキリした差があるくらいです。
まとめ
この石山や石材加工工場の見学会を随時募集しています。
特に、石材加工工場は常に稼働していないと、機械の整備も職人の技術の維持もままなりません。
ご希望の方はお気軽に連絡ください。
お世話になります。
>北海道と茨城県、だいぶ遠いように感じますが、石材加工業の一大産地の最北端が茨城県なのです、
そうなんですか、知らなかったです。
紀山や伊達冠石って自社で加工してないんですか?
営業専門なんでぜんぜん知らなかったです。
宮崎様
お世話になっています。
また、気づくのが遅くなり申し訳ありません。
三大産地の中では一番北だという意味です。
当時は、全国に向けて墓石を売っていましたし、生産能力と供給能力は相当なものがあったようです。
北海道は、お墓の開発が遅かった為、需要がまとめて来ました。
一時期は、毎日のように茨城県から、長距離トラックで青森まで行き、フェリーに乗ってバンバン送っていたそうです。
地元には、北海道向けで一財産築いた石材店もいます。