フィンランドグリーン、
名前の通りフィンランド産の御影石です。
別名、バルチックキングとも呼ばれます。
日本国内の石材加工業社ですが、
海外産の御影石を加工するケースも多々あります。
そんな海外産のフィンランドグリーンを、
加工している様子を紹介させていただきます。
それでは、
フィンランドグリーン(バルチックキング)の墓石の加工をしています
をお送りします。
フィンランドグリーンの加工の様子
フィンランドグリーンってどんな石?
フィンランドグリーン
(バルチックキング)を使用して、
お墓の加工をしています。
薄いグリーンがきれいで、
硬質で艶の良くでる良質な石種です。
東京の石材店様から、
石塔から燈篭まで一式の石材加工のご依頼をいただきました。
カッターを入れて燈篭の形を整形していきます。
羽黒石材工業では、
基本的に国内外問わず色々な石種を加工しています。
花崗岩と斑レイ岩と安山岩では、
特性が全然違います。
多くの石種を扱うことにより、
技術の向上に繋がり応用力が付くと考えています。
また、墓石だけでなく、
石材彫刻・記念碑・モニュメント等と、
幅広い石材に関する商品を扱うことも技術の研鑽に役立っています。
やくもの加工が増えてきた?
こういった墓前灯篭のような、
やくもの加工の多い商品の注文は、
少なかったのですが、最近増えてきました。
背景には、
中国の石材事情があるのだと思います。
中国産墓石の価格が上がり気味なので、
差別化を考慮して、
徐々に国産にシフトしている石材店も、
多くなってきているようです。
フィンランドグリーンを手磨き加工

手磨き職人の雨貝さんが、
フィンランドグリーンの水鉢の磨き加工をしていました。
暖冬とはいえ、
石材加工工場内はかなり寒いです。

上の写真は穴を空ける前の水磨き状態の香炉です。

磨きあがった花筒です。
フィンランドグリーンの淡い色合が何とも言えないですね。
日本の石種にはない、独特の色合いです。
まとめ
フィンランドグリーンの加工の様子を、
紹介させていただきましたが、
いかがでしたでしょうか?
ご希望であれば、
こういった加工の様子を納めた写真を、
ご依頼頂いた石材店様に送るサービスも行っています。
日本でキチンと加工されている証明として、
活用していただければと思います。
墓石の偽装問題や薬品加工も問題になっています。
お客様の安心に繋がれば幸いです。
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