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お墓の艶(ツヤ)の秘密?最も【墓石が輝く花崗岩】はこれだ!!


ツヤが良くでるピカピカに磨かれた御影石。

墓石の艶が良くでると、
見た目もキレイだし、良く映えますよね。

どんな種類の御影石がピカピカの艶が出るのか、
検証してみたいと思います。

因みに、一般的に『白御影石』
と呼ばれる花崗岩での比較で、
黒御影石や安山岩は含まないので、
ご了承ください。

それでは、
お墓の艶(ツヤ)の秘密?最も【墓石が輝く花崗岩】はこれだ!!
をお送りします。

 

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花崗岩は何からできているの?

花崗岩の成り立ちの説明

まず、花崗岩のツヤの話をする前に、
花崗岩の成り立ちを説明させていただきます。

墓石にも良く利用される『白みかげいし』
と呼ばれる花崗岩。

この花崗岩、地球上で分布している岩石でも、
割合が、最も多くなります。

墓石として利用される石材の中でも、
比較的安価で、最も良く利用されています。

 

花崗岩は、二酸化ケイ素(SiO2)の割合が、
70%を超えるマグマが地下深くで、
ゆっくり冷えて固まったものです。

花崗岩をよく見ると、
ごま塩模様のようになっていますが、
二酸化ケイ素は、様々な鉱物と結びつき、
黒雲母と長石と石英になります。
(写真は稲田石100年館で撮影したものです)

墓石に使用する花崗岩の劣化メカニズム

二酸化ケイ素を多く含んだマグマが、
冷えて固まる過程で、まず、
鉄やマグネシウム等と結びついて黒雲母ができ、

黒雲母の結晶

ナトリウムやカルシウム等と結びつくと長石になり、

カリ長石 斜長石

何も結びつかないで残ったのが石英です。

他の鉱物と結びついて、
結晶化できなかった二酸化ケイ素が石英となります。

石英二酸化ケイ素は花崗岩を形成する、
黒雲母・石英・長石
の全ての元になっています。

二酸化ケイ素の割合が、
花崗岩の性質に大きく係ってきます。

水晶

二酸化ケイ素は、科学的に安定していて、
酸性に強いという特徴があります。

二酸化ケイ素=石英=水晶です。

水晶の明確な判断基準はないようですが、
キレイに結晶化した二酸化ケイ素です。

つまり石英と科学的には同じ鉱物です。

 

二酸化ケイ素が結晶化した石英は、
非常に硬く、物質の硬度を比較する、
モース硬度で比較すると、
鉄が5なのに対し、石英(水晶)は、
7となっています。
※ダイヤモンドは10

二酸化ケイ素の割合が多い花崗岩は、
科学的に安定して、硬度が高くなる傾向にあります。

 

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ツヤのでる花崗岩は硬い!!

二酸化ケイ素の割合がツヤを左右する!

ここまで読まれて、なんとなくお気づきかもしれませんが、
ツヤが良くでる花崗岩は、硬い花崗岩です。

ダイヤモンドに代表されるように、
硬い鉱物は磨くと、非常にキレイな輝きを放ちます。

水晶もかなり硬い鉱物に分類され、
やはり磨くとキレイな輝きを放つことは、
皆さんご存知だと思います。

つまり、二酸化ケイ素の割合が多く、
石英の多い花崗岩ほど、
硬くてツヤが出る傾向にあるということになります。

 

実際に硬くてツヤの出る花崗岩は何?

鉱物組成割合での比較

では、実際に硬い花崗岩は何でしょうか?

鉱物組成割合で比較してみましょう。

鉱物組織割合

稲田石は二酸化ケイ素の割合が、77%と、
花崗岩の中でも目だって多いのが特徴です。

茨城県産の稲田石や真壁小目石は、
石英が多いので、硬くツヤが出る、
花崗岩だということがわかります。

 

主な石種の圧縮強度の比較

G654(平和)
原産国:中国
圧縮強度:119.21N/m㎡

G614
原産国:中国
圧縮強度:120.57N/m㎡

G623
原産国:中国
圧縮強度:104.17N/m㎡

アーバングレー
原産国:インド
圧縮強度:118.58 N/m㎡

庵治石
原産国:日本
圧縮強度:155N/m㎡

稲田石
原産国:日本
圧縮強度:167.48N/m㎡

ニューインペリアルレッド
原産国:インド
圧縮強度:182.18N/m㎡

 
実際に採掘された石は、
一つとして同じものはなく、
数字にバラつきがあることは、
ご了承ください。

 

ニューインペリアルレッドが、
異常に高いのは謎なのですが、
一説によると、溶け出した金属成分が、
結晶の隙間を埋めているとか、なんとか。

メカニズムは良くわかっていません。
石の世界は、奥が深いんですね。

ニューインペリアルレッドは特殊なので、
置いといて、

圧縮強度の比較でも、
日本の花崗岩は、高目で、
非常に硬い石であることがわかります。

 

ツヤ持ちが良い花崗岩は?

それでは、ツヤが長持ちする花崗岩は、
どんな石なのでしょうか?

花崗岩に含まれる主な鉱物の、
ph5、25℃条件下における、
鉱物粒1mm溶解速度で比較すると、

 
石英が完全に溶解するまでに34,000,000年
正(カリ)長石2,600,000年
斜長石112年

 
になります。

3千4百万年で1mm融解するという、
気の遠くなるような話ですが、
石英がそれだけ強い鉱物だということです。

基本的に、石英が多ければ、
それだけ風化にも強く、
ツヤが長持ちすると言ってもいいかと思います。

ただし、風化に関しては、
吸水率も係ってきますので、
これだけで判断できないことは付け加えておきます。

 

因みに黒雲母が、
もっとも風化に弱くなります。

金属を多く含んでいるのでサビやすいからです。

ポップアウトという、石の表面を弾き飛ばす現象が起き、
そこから風化が進んでいきます。

 

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まとめ

お墓のツヤについて、よく利用される花崗岩でまとめてみましたが、
いかがでしたでしょうか?

花崗岩と言っても、石種によって、
マグマの成分も違い、一律に比較ができませんが、
石英が多ければツヤが出やすいことは、
間違いなさそうです。

そして、ツヤという面に注目すると、
稲田石は優秀な花崗岩なんです。

白くて、キレイで、輝く稲田石。

ぜひ、お墓への利用を考えてみてはいかがでしょうか?

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