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万成石は、昔と今で石目が全然違う!原因は、長石の色身にあり!!


クンナムと万成石のお墓

石材建築やお墓の修復工事をやっていて困るのは、
同じ御影石が見つからない場合です。

見つからないのには2パターンあります。

  • 石そのものが採掘されていない
  • 石目が変わってしまった

閉山していて、採掘されていないようば場合には、
気合を入れて探してまわるか、
似た石で代用するしかありません。

同じ石でも見た目がけっこう違う場合もあります。
特に、万成石にその傾向が強いと言われています。

それでは、
万成石は、昔と今で石目が全然違う!原因は、長石の色身にあり!!
をお送りします。

 

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実際の万成石の色味の違い

新しい万成石は、白い部分が多い!

ちょっと変わったお墓なのですが、
インド産クンナム岡山県産万成石を組み合わせたお墓です。

この組合せ「いちごチョコアイス」のような、
感じがしておいしそうに感じてしまうのは、
私だけでしょうか?
クンナムと万成石のお墓

冗談はさておき。

このお墓、東日本大震災でバラバラになり、
一部分を新しい万成石に取り替えました。

同じサクラ色の万成石でも、
色身が少々違う石が組み合わさっていることに気づくでしょうか?

元々あった昔の万成石は、
全面がピンク色で黒のつぶつぶが見えるのに対して、

新しい万成石は、白みが多くなっているのがわかるかと思います。

同じ石種なのですが、
採掘できる時代によってここまで違いがでるのです。

 

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なぜ、同じ万成石でも石目が違う?

同じ万成石なら、同じ石目でしょ?
と考える方もいらっしゃるかもしれません。

御影石は、工業製品とは違い、
自然の恵みであり、同じものは、
一つとしてありません。

そこが石の面白いところであり、

悩ましいところです。

 

マグマの成分の濃度の違い

御影石はマグマが冷えて固まり、
生成されます。

同じ石山でも、上の方と、
下の方とでは、マグマの成分の濃さの割合が異なります。

ピンとこない方は、
ガラスコップに砂糖を入れて、
砂糖水を作った時のことを想像してみてください。

かき混ぜても、コップの上と下とでは、
どうしても濃度に差がでますよね。

マグマも砂糖水と同じです。

御影石の場合は、砂糖水における水が、
二酸化ケイ素で、カルシウムやら鉄やら、
色々な成分と結びついて結晶化していきます。

 

金属イオンの働きの違い

また、金属類のイオンが石の鉱物を、
染めている場合もあります。

万成石の白身の部分は、
長石と呼ばれる鉱物ですが、
この長石がイオンによる、
染色の影響を受けやすいんですね。

そのイオンの働きが、場所によっても変わります。

日の光を浴びる表面に近い方が、
色が濃くなりやすいとも言われています。

 

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まとめ

石材建築や墓石の復旧工事においては、
石目の違いの問題は少なからず出ます。

そもそも、風化が進んでいるはずで、
例え同じ石目だったとしても、色身が合わないんです。

風化や石目の違い、
特に万成石のように極端に変わる場合には、
丁寧に説明をして理解をしていただく必要があります。

クンナムと万成石のお墓
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