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【石灰岩の歴史】ひもを引っ張るとあたたかくなるお弁当とコンクリートが固まるのは同じ理屈!!


コンクリートが固まる理屈は、
最初はドロドロしていたものが、
徐々に乾燥して硬化していく、
そう思われている方がけっこういらっしゃいます。

実は、コンクリートが固まる、
メカニズムは全く別なんですね。

返って、乾燥させてしまうと、
クラックが入ったり品質の悪い、
コンクリートになってしまいます。

それでは、
【水和反応】ひもを引っ張るとあたたかくなるお弁当は、コンクリートが固まるのと同じ理屈!!
をお送りします。

 

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コンクリートは水がないと固まらない!!

子供の頃つくった紙粘土での工作、
色々な形をつくって絵具で染めたりして、
楽しかった思い出があります。

袋から出したばかりの紙粘土は、
まだしっとりしていて、
手で形をつくって乾燥させて固まります。

コンクリート現場試験

上の写真は、ミキサー車で搬入された、
コンクリートの品質管理試験を行っているところです。

コンクリートがどれだけドロドロなのか測っているところです。

 

コンクリートは水とセメントと砂と骨材(砕石)
及びAE剤等の混和剤を練り混ぜたもので最初はドロドロしています。

何となく、紙粘土と同じように乾燥していくなかで、
水分が抜けて固まっていくように思うかもしれません。

 

でも、事実は全くの逆です。

コンクリートは水があって、
初めて水和反応という科学反応を起こして硬化します。

 

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どうしてひもを引っ張るとお弁当が温まる!?

駅弁で見かけるひも付きのお弁当。

ひもを引っ張るとお弁当が温まり、
ほかほかのお弁当を食べることができます。

これは弁当箱の底に生石灰の袋があり、
その上に水が入った袋が入っていて、
紐を引っ張ると水と生石灰の袋が破けて、
水和反応を起こし数百度の熱を出してお弁当を温めます。

生石灰は水和反応が終わると消石灰という物質になります。

 

あらかじめ土や砂、粘土等と石灰石を細かく砕いたものを、
練り混ぜたものに水を混ぜると水和反応を起こしたさいに、
結晶同士が密に結びつき固くなります。

この性質を利用して、
石灰は古代ローマの道路工事や、
中国の秦の始皇帝の万里の長城の築造に用いられてきました。

下の写真は、私がスペインセゴビアで、
実際に見たローマ時代の石の水道です。

スペインセゴビアの石の水道

鉄腕ダッシュでTOKIOの皆さんも利用しています。

貝殻からつくった石灰や土を元に水道橋をつくったりしていました。
アイドルなのにたくましいですよね。

TOKIOのメンバーは、
何時の時代でも生きていけそうです(笑)

 

現在は、石灰よりも高性能なセメントがあります。

セメントの原料は、石灰石、粘土、けい石、
酸化鉄原料(銅からみ、硫化鉄鉱からみ、他)
せっこうです。

その中でも石灰石は最も多い割合で含まれています。

やはりセメントも水と結合して、
微量ながら熱を発しながらゆっくりと強大に硬化していきます。

 

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文明の発達は石灰岩なしに語れない!

そもそも水がなければコンクリートが、
硬化する水和反応が起きません。

だから、乾燥させるのとは真逆で、
コンクリートが固くなり始める初期は、
水を切らさないようにずっと湿潤状態に保つことが大切です。

 

特に、夏季のコンクリート打設は注意してください。

暑いと水和反応が促進され、
水分が足りなくてひび割れを起こすことがあります。

なので打設後は型枠の中いっぱいに水を注いで、
プールにしても良いくらいです。

そのぐらい水があるとコンクリートがのびのびと強固に成長します。

 

それにしても、石灰岩の性質を利用してコンクリートができている。
そう考えると面白くないですか?

ローマや中国の秦の時代から石灰岩は利用されてきました。

今では、技術の粋を極めた巨大な建築物が多く作られていますが、
それらも石灰岩を利用してできているのです。

石灰岩なしに文明の発達はありえませんでした。

 

下の写真は、茨城自然博物館に行った時に、
たまたまやっていた洞窟に関する特別展示展に展示されていた琉球石灰岩です。

首里城にも使用されているんですけど、
石灰岩の独特の風合いが素敵なんですよね。

琉球石灰石
見た目もきれいだけど、
その石灰岩に秘められた恩恵の深さに想いを馳せるのも、
たまには良いと思うのです。

琉球石灰石
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