久々に石材加工工場の様子をUPします。
最近は、フェイスブックに載せれば、
リアルタイムでお伝えできるし、
こと足りてしまうので、ブログには載せていませんでした。
最近は、目玉となるような、
石材作品を作ってはいないのですが、
返って稲田石採掘元が、
日常的に、どのような石材製品を作っているのか、
どんな用途が多いのかの一旦が、
わかるかと思います。
それでは、
稲田石はどんな用途で利用されることが多い?採掘元の石材加工工場を覗いてみよう!!
をお送りします。
稲田石ってマイナーだと思っていませんか?
最近は、中国産の石種に押されて、
めっきり需要が減った稲田石ですが、
現在でも踏ん張っています。
どのくらい頑張っているかと申しますと。
検索の需要を【グーグルキーワードプランナー】という、
解析システムを利用して調べると、
【中国産のG623】と同じぐらい調べられています。
月間200件程度、検索されています。
これは検索数としては、かなり少ない数字です。
現在は、このキーワードプランナーは、
改悪されてしまい、こまかい数字までは、
調べられなくなっています。
石種を検索する人自体が少なくて、
超マイナーなんですが、
マイナーな中でも、メジャー級である、
G623と同等に稲田石が有名な石ということになります。
中国の石をメジャーと言ってしまうのが無念ですが、
現実的な墓石や建築資材としての利用量で比較したら、
雲泥の差でしょう。
中口径切削機で、どんどん石を切っていきます。
稲田石は、昔から利用されている石で、
特にお墓においては、白さが珍重され、
稲田石オンリーの霊園もあるくらいです。
規格モノなので、同じ寸法のものを、
ある程度まとめて作れるので助かります。
稲田石は、建築資材としての需要も多い!
稲田石は昔から建築資材としても、
多く用いられているのが特徴です。
が、近年は、安価な中国産製品に押されて、
全然振るいません。
ただ、リフォームなどの需要は増えていて、
昔に稲田石を使用した場所に、
きれいな稲田石を採用する機会は案外多いです。
有名建築物の部材を加工させていただく機会もあるんですよ。

墓石も建築資材も最後の工程で、
建築の場合は磨き加工に限りますが、
手磨き加工があります。
きれいにツヤを出す作業は、
本当に大変なんですね。
最も根気が必要になるのが、
この手磨き加工と言えます。
たぶん、中国加工に慣れすぎた、
全国の石屋さんは、あんまり知らないかな・・・
まとめ
稲田石の採掘元の加工の様子をUPしてみましたが、
いかがでしたでしょうか?
昔は、稲田石は日本において、
大量生産に向く石種でした。
石が採りやすく、首都圏に近いという、
メリットがあったからです。
その為、大型の霊園や、
建築用途に昔から用いられてきました。
現在は、中国産石種に押されて、
活躍の場は激減しましたが・・・
今や、中国産石種も含めて、
需要が落ち込み続けている状態ですけどね。
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